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令和6年 年頭ご挨拶

2024年2月1日

年明けから、能登半島地震、羽田空港事故など、大きな災害が発生し令和六年は憂いに沈んだ幕開けとなってしまいました。災害により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご家族、被災された方々に心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

さて、能登半島地震では所によっては震度6強の揺れが観測されています。未だかつてない揺れを体験された方も多かったと思います。建物の中にいた方々については、より一層の恐怖であった事と想像に難くありません。

日本の耐震基準の変遷で耐震基準は1971年と1981年、2000年に大きな改正が行われました。このうち1981年(昭和56年)の基準法改正によって、1981年5月31日までに確認申請を受けた建物は「旧耐震」、1981年6月1日以降に確認申請を受けた建物は「新耐震」という位置付けとなっています。現在、全国で「旧耐震住宅」の割合は35%と言われており、3分の1以上の住宅で耐震性能が現基準に達しておりません。私たちが加入している「建築士会」、「建築士事務所協会」では、建築無料相談会を開催し簡易耐震診断を行って、建物の耐震化への啓蒙活動を行っています。行政機関によっても精密耐震診断や耐震補強工事に補助金の交付を受けられる場合があります。近い将来発生すると言われている関東・東海地域の大震災への対策を進め「命を守る」備えを準備していきましょう。

少しでも心配のある皆様方には、各行政機関又は弊社までお問合せ頂きますようお願いいたします。

                                加藤 仁

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