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鎌田實先生

2011年10月20日

昨日、博道会館山病院設立120周年記念式典に伴い、鎌田實先生の記念講演が館山市商工会館で行われました。鎌田實先生はいまやテレビなどマスコミにも引っ張りだこで、ベストセラーの著書「がんばらない」は皆さんもご存知の方が多いと思われます。会場は開演30分前から満席状態でホール前室や座席両側の空間も立ち見の聴衆で埋まりました。
鎌田實先生は東京医科歯科大学卒業後、「住民とともに作る地域医療」を目指し長野県茅野市の諏訪中央病院で最前線に取り組まれてきました。
現在は、諏訪中央病院名誉院長になられましたが、チェルノブイリ原発事故発生当初から行っている被害者支援、又東北大震災、福島原発事故などの被災者支援にも尽力され、先生のもっとうである「もしそれが自分だったら」を合言葉に、被災者の立場になった支援を続けられています。
避難所のエピソードも紹介されましたが、寒い避難所の中で自分なら今何を食べたいか考えた先生は、暖かいおでんが食べたいと思い、レトルトのおでんを業者から大量に提供してもらい、一緒にビールものみたいだろうと振舞うと被災者が涙を流して生きる希望を取り戻したお話など地域医療の最前線にいる鎌田實先生ならではの講演に感動しました。2

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