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醤油蔵のリノベーション

2018年5月28日

今、南房総市岩井地区で明治時代から醤油屋さんだったお宅の蔵のリノベーションを承りました。

蔵は本格的な土蔵で、100年以上の風雪に耐え、外部の土が多少崩れているところがあるものの内部の梁や小屋組みの木道具は造られた時の豪奢を今も確かな造りで残しています。

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改修は屋根の瓦、土、・外壁の土の撤去から始まります。外壁回りの柱は横竹を置くために斜めに削られており、横竹に縦竹が縛られ、塗られた土の中には幾重にも棕櫚縄がぬりこめられています。土の中の竹も棕櫚縄(シュロナワ)もほとんどが腐っておらず、解体に時間がかかってしまいました。

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現在は、土の撤去が終わりスケルトン状態で水洗いをおこなっています。

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