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年末ご挨拶

2011年12月26日

今朝、房州では少し早い初雪が降っていました。
本年も残すところ数日となりました。本年も多くの皆様にご愛顧いただき心より御礼申し上げます。
今年日本は東日本大震災・原発事故という、今まで経験したことのない大災害に見舞われ、これを克服するために、途方もない年月と、金銭的負担を国民全体で負うこととなりました。
震災当初、東北地方からの流通が止まり、物資の不足や電力不足など、被災地以外の地域にも大きな影響を及ぼし、弊社でも各現場に支障がありましたが、このところ安定した状態が続いており、ややもすると、ずっと昔の記憶のような錯覚に陥ることがあります。しかし、被災地を映し出すマスコミなどの映像にはいまだ基礎だけが残骸として残された住宅地や荒れ放題の農地が広がっています。
昨日、テレビの特番で、原発事故の発生時から今までの裏話も含めた担当者の話や、ドラマ仕立ての番組が放送されていましたが、事故の終息を意識させるような政治家や東電担当者の話しぶりに違和感を感じたのは私だけではなかったと思います。
これから延々と続く被災者の方々の苦しみを忘れることなく、国民意識として共有していくことが災害復興への第一条件だと思います。

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