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古民家

2016年6月21日

先日、南房総市和田漁港近くの古民家リノベーション工事が完了し、完成物件をお借りして、完成見学会を開催させていただきました。

古民家やリノベーションに興味をお持ちの方が大勢見学においで頂き感謝申し上げます。

今回、リノベーションさせて頂いた住宅は明治初期の建物で築130年の古民家です。

地盤が軟岩で大変良いため、関東大震災にも耐え、一部増築して半年前まで使われておりました。

古民家部分は、中央部分に囲炉裏が切られ、長年煙で燻された柱や梁、板戸など黒く磨かれており、長年の愛着から解体には踏み切れなかったとのことです。

梁現しの 斜め天井

黒光りした柱・梁を現しとする為に、屋根・外周廻りの断熱はウレタン吹付工法を採用し、小屋裏は吹き抜けとして梁現しの斜め天井となっています。

梁が現しのため照明取り付けに苦労しましたが、梁上に薄型の間接照明を取り付け、天井全体を照らしています。

少し暗めのようですが、柔らかい明りには趣があり、黒い梁にマッチしていると思いますがどうでしょうか?

照明

古民家

古民家

お客さまの住まいへの温かい思い入れから古民家を蘇らせる仕事をさせていただいたことに心より感謝しております。

古民家

コンクリートの基礎

石積みだった基礎部分はそのままに、軸組だけを残すスケルトン状態から始まり、工事は、既存の床、壁、屋根等を撤去し、外周部分は内側にコンクリートの基礎を再構築しました。

古民家

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