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九州大震災から一か月

2016年5月17日

九州熊本の大震災から一か月以上が過ぎましたが、未だ現地では手つかず状態のようで、マスコミの報道を見るにつけ心を痛めております。

被災された方々には心よりお見舞いを申しあげます。
私事ながら、

(公社)千葉県建築士事務所協会 安房支部長を

仰せつかっております。

当協会では、館山市・南房総市・鴨川市のご協力を受け年間各6回、建築無料相談を開催しております。

相談会ではご要望により、簡易耐震診断を行い、お住いの住宅等についての耐震性能などのご相談をお受けしており、精密な耐震診断を行う場合には各市より相応の補助金の給付を受けることができるようになっております。

しかし、大震災が立て続けに起こり、惨状が繰り返されているのも拘らず、住宅の耐震化への関心は高まりがなく、耐震相談者は年間でも数人です。

 

このような無関心と思えることの原因は、私共はもちろん、行政等関係機関の啓蒙活動の行き届かないことも事実ですが、耐震診断後の耐震補強改修工事に多額の費用が掛かってしまうことが第一にあると考えられます。

東海大震災が近々に予想される地域では耐震化費用への補助が実施されており、当地域にも早急な対応が望まれるところです。

私たち建築関係者も、行政関係各位と協力して、震災時の倒壊による死亡事故を最小限にできるように努力していきたいと考えております。

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